シュガーベイビー★キス
「そっか。ま、俺もちゃんと読んだわけじゃなくてザッと目を通しただけなんだけどさ、やっぱり俺たちのカラミ多いみたい。」
「か、カラミ?……辛み?」
「いや、そっちのカラミじゃなくて…んーと、簡単に言えばラブシーン多めってこと。」
「らっラブシーン!?」
多分今、一瞬だけど、マンガみたいに目が飛び出した気がする!
ラブシーンって…ラブシーンってラブシーンって…って!?
足りない頭なりにアレコレ考えてみたら煙が出そうになった。
「言っておくけど、ひまりが想像してるほどイヤらしくはないからね…」
「なっ!?そんなへへへ変なことなんて考えてないですからっ!」
慌てて否定するとますます怪しいのに思いっきり否定してしまう私…。
「ゆっても俺たち未成年だし、そこまで激しいのじゃないけど。まー…頑張りましょう。」
が、頑張りましょうって言われても………
「樹~。ちょっといい?」
「あ、香織さんだ。じゃ、またあとで!」
樹くんはあたしの肩をポンポンと軽く叩いてマネージャーの水川さんの方へ走って行った。
頑張りましょうってさ………
一体何を頑張ればいいんですかっっ!!!
あのー…とりあえず…
「台本…………読む気、失せました……。」
「か、カラミ?……辛み?」
「いや、そっちのカラミじゃなくて…んーと、簡単に言えばラブシーン多めってこと。」
「らっラブシーン!?」
多分今、一瞬だけど、マンガみたいに目が飛び出した気がする!
ラブシーンって…ラブシーンってラブシーンって…って!?
足りない頭なりにアレコレ考えてみたら煙が出そうになった。
「言っておくけど、ひまりが想像してるほどイヤらしくはないからね…」
「なっ!?そんなへへへ変なことなんて考えてないですからっ!」
慌てて否定するとますます怪しいのに思いっきり否定してしまう私…。
「ゆっても俺たち未成年だし、そこまで激しいのじゃないけど。まー…頑張りましょう。」
が、頑張りましょうって言われても………
「樹~。ちょっといい?」
「あ、香織さんだ。じゃ、またあとで!」
樹くんはあたしの肩をポンポンと軽く叩いてマネージャーの水川さんの方へ走って行った。
頑張りましょうってさ………
一体何を頑張ればいいんですかっっ!!!
あのー…とりあえず…
「台本…………読む気、失せました……。」