シュガーベイビー★キス
「で、誰にすんの!」
「誰にするってそんな…あたしに選ぶ権利なんてないよ!」
「アンタ…今がチャンスだと思うよ。こんなに男の子と…しかもイケメンと関われてる今、恋愛しなかったら一生できないよ!」
ガーン
一生できない…
「怖じ気づく気持ちも分かるけどさ、芸能人やる勇気があるんだから大丈夫だよ!それに世の中アイツらみたいに最悪なヤツばっかじゃないよ?西宮がイイ例じゃん。芸能人だからとかじゃなくて近寄ってきてくれてるんだからさ。」
「う…うん…」
「……胸をはれっ!」
「ぎゃ!」
彩ちゃんは喝を入れるようにしてあたしの背中をバシッと思い切り叩いた。
「とりあえず、キスの練習は泉サマで決定でしょ。」
「だからなんでそうなるわけ!?」
「うそうそ。冗談じゃん。キスはムリだと思うけど、本読みくらいは付き合ってもらったら?キスする乙女の恋心が分かるかもよ~?」
本読みかあ……
確かに相手役がいてくれると練習しやすいんだけど…頼んでいいのかな。
奏くんに聞いてみようっと。
「誰にするってそんな…あたしに選ぶ権利なんてないよ!」
「アンタ…今がチャンスだと思うよ。こんなに男の子と…しかもイケメンと関われてる今、恋愛しなかったら一生できないよ!」
ガーン
一生できない…
「怖じ気づく気持ちも分かるけどさ、芸能人やる勇気があるんだから大丈夫だよ!それに世の中アイツらみたいに最悪なヤツばっかじゃないよ?西宮がイイ例じゃん。芸能人だからとかじゃなくて近寄ってきてくれてるんだからさ。」
「う…うん…」
「……胸をはれっ!」
「ぎゃ!」
彩ちゃんは喝を入れるようにしてあたしの背中をバシッと思い切り叩いた。
「とりあえず、キスの練習は泉サマで決定でしょ。」
「だからなんでそうなるわけ!?」
「うそうそ。冗談じゃん。キスはムリだと思うけど、本読みくらいは付き合ってもらったら?キスする乙女の恋心が分かるかもよ~?」
本読みかあ……
確かに相手役がいてくれると練習しやすいんだけど…頼んでいいのかな。
奏くんに聞いてみようっと。