☆マーメイドLOVE☆



「アシェルは・・・・俺達の遠い親戚だ。人魚の王女」




「人魚の王女?だからあんなにも綺麗なのか」




俺は黙ってうなずく。



「でも、呪いと何が関係あるんだ?」



「アシェルは呪いを解く鍵を握っている。それには俺達王族の国宝のエメラルドがいる」



その言葉でアシオンの顔は曇った。




「ただたんに国宝ほしさでの嘘ではないのか?」




「そんなことはない。俺は昨日たしかめに海の中に行った。そこには・・・真実があたよ。醜い人間の真実が」





「証拠を見せてほしいな」





アシオンにそういわれ俺はアシェルのほうにむき手招きをした。



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