☆マーメイドLOVE☆
淡い恋心
私は掃除をするためにヴィルトスの部屋に入ると、ヴィルトスは優雅にソファーに座って紅茶を飲んでいた。
「失礼します。掃除をしに来ました」
ヴィルトスはただうなずくだけだった。
相変わらずこの部屋はきれい。
はっきり言って掃除をする意味がない。
そして、やっぱりここは居心地が悪い。
なぜか、ずっとさっきから視線を感じる。
でも、そんなに嫌じゃなくて・・・
最近の私はやっぱり何か変だな。
この部屋にいるのは居心地が悪いはずなのに・・・なぜかもっと痛くなるのは何故だろう?
なぜ・・・こんなにも心臓がバクバクするんだろう?
病気かな?