☆マーメイドLOVE☆
ヴィルトスSIDE
アシェルに頼まれて水を持ってくればアシェルは寝ていた。
「寝たか・・・」
そう呟いて近くの椅子に座る。
しばらく見つめ白く小さな手を握って見た。
そして、また見つめてしまう――――
その寝顔を見つめながら呟いた。
「アシェル・・・・好きだ・・・・」
本人には面と向かって言えてない言葉。
臆病者の俺は、振られることを恐れて言いだせないでいる。
哀れだな・・・
ヴィルトスSIDE END