☆マーメイドLOVE☆
「アシェルはもう、俺たちの仲間だ。お前が何のようなんだ?」
「いっただろう?アシェルを助けに来たんだ」
「じゃあ、もう必要ないわ。私はもうここの仲間なの。ここが私の帰る場所・・・大切な場所になってしまったのッ!!」
私は剣をかまえながら言い放つ。
私があなたを許せるとでも?ラダル。
裏切られた辛さはあなたには分からないでしょうね・・・
「アシェル・・・話を聞いてくれ!」
「言い訳はいいわ」
心が凍ってしまった気がした。
冷たく・・・固く・・・
溶ける事のない氷のように。