☆マーメイドLOVE☆

「すまん。ここにアシェリアという歌い子はいないか?」



俺は、ここで一番偉そうな人に声をかける。



「ああ、アシェリアなら家の都合でしばらく里帰りするんですって!貴方もあの子のファン?
さっきもそういって声かけてきた人がいたのよ。ああ、あたしはリリエルっていうの」




「そうか、ならいい」



俺はきびすを返して歩き出す。



此処にアシェルがいないんだったら・・・別に此処にいる必要はない。





なんせ、女どもがキャーキャーうるさい。




本当にうざい。
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