☆マーメイドLOVE☆
城では・・・女王の危篤で慌てふためいていた。
王などはもう、手のつけようの無いほど・・・
「お母様!!イヤよ、私を置いていかないで」
アリシアの目からは涙があふれ、まぶたも腫れていた。
その隣で、ただひたすら泣かないように我慢する双子・・・
王は急にはっとしたように顔をあげ、彼の側近をよんだ。
「ただちに、この国にいる魔術師、医者、占い師すべてを城へよべ」
「かしこまりました」
側近は、静かに部屋からでて主にいいわたされた仕事を始めた。
ラダルとアシオンは部屋をそっとでた。