☆マーメイドLOVE☆



「なぁ、なんで陸にいるんだ?」




「私たち人魚のためと私の先祖の人魚が原因の呪いを解く為・・・かな?」





私は海を眺めながらあえて視線はあわせない。




「なぁ、なんでそこまでして俺達の呪いを解こうとするんだ?そえに・・・母上の寿命まで延ばして」




「呪いを解くのは私の生まれたときからの定め。それに・・・最初は人間なんて自分の感情に流される馬鹿な生き物だと思ってた・・・・でもね?違った」




私はそこで区切る。




先を促さすようにラダルそれで?と催促する。




「人間は・・・温かかった・・・それに、人魚よりも上に溢れたすばらしい生き物だった。だから今は私の親戚にあたる貴方達の呪いも解きたいの」




「の?」



「そう・・・私たち人魚はその時の人魚王の呪いのせいで恋は出来なかった。もしもしてしまったら死んでしまうから・・・でも今は呪いも軽くなってるけどね?」




私はあえてそこは明るく言う。
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