☆マーメイドLOVE☆


「ああ、人間の王家の人間ならな」



「じゃあ、ラダルもつれていけるのですか?」



私のその言葉にお父さまは軽く頷く。



良かった・・・・



私だけでもよかったのだけれども・・・・それでも・・・・一人であそこに行くのは怖い。



あそこはとっても負の感情が強いから・・・



「では、早めに行くと良い。そちらの王家の人間は人魚の真珠で海の中でも息は出来るようにできるだろう」



「分かりました。お父さま言ってまいります」



私は、やっと状況を理解したらダルの手を引いてなんの迷いもなく海の中に入って行った。




私はその時・・・まだきずいてなかった・・・・




お父さまの悲しみに歪んだ顔と私とラダルの事を憎しみと妬みで顔が歪んだ・・・人がこちらを見ていた事を・・・





気づいてたら何か・・・・変わったのかな?



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