☆マーメイドLOVE☆

「アシェルよ。誕生日おめでとう」




「ありがとうございます。お父さま」




「前々からいっていたように今日から陸に上がり、人について少し勉強してきなさい」




「はい。頑張ってきます」



お父さまは私に微笑みかける。



お父さまは人魚の王。




私は三女だ。



上のお姉さまは人間について陸に上がり勉強しなさい。




とは言われてなっかた。



どうして私だけ?



私は、躊躇ったがお父さまに聞いてみた。



「どうして私だけ陸に上がり人間について勉強しなければならないのですか?」




「そなたが生まれたときから決まっていたことだ」



「??」




「海の魔女にそなたは愚かな人魚姫アシェルの生まれ変わりだといわれた」



「だから私だけ陸においやられる」



「違う。そなたはどうしてもやりたいことがあるから人魚に生まれ、その姿でうまれてきたのだ」




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