ただ君が好き
そんなあたしにも彼氏がいて…
1こ年上の桜井聖先輩。
近くの高校に通っていて
中学2年のときに付き合い始めた。
先輩が高校に行ってからそりゃ寂しくて…
---キーンコーンカーンコーン
「絢!遅刻する!走るで」
あたしはのんと一緒に教室まで走った。
「待ってや~!俺も一緒に行く~!」
それと山本と 笑
「ギリッギリセーフ!」
滑りこみで無事セーフ。
「おい、三浦。」
うん、予想はしてたよ。
「志望校決めたか?」
先生からのこの1言。
「ちょ…ちょっと明日まで待ってください!」
「明後日から夏休みだからな!明日までに提出しないとあかんで」
「了解でーす…」
朝から気分落ち気味で席に着いた。
後ろの席ののんが
「やっぱまだ志望校決めてないんや…。絢、先輩と同じとこ行ったらええやん。」
いや、あたしだって行きたいよ?
けどのんちゃん…知ってるでしょ?
あたしの知能の低さ