悪魔のloveソング



…――――――――



『可愛い』


南さんが頷きながら
あたしの顔を見て満足気に笑った。


あの後…


ヘアーセットとかメイクを南さんがしてくれた。



「…何でおめかしなんか?」


『出かけるのよ!
一緒に買い物に行きましょう』


語尾に音符が付きそうなくらい。


弾んだ口調で言った、南さん…



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