PURELOVE
「ど、どうしたの?」


「ん?何でもない。とにかく何かあったら、あたしに言いなさいよ?」


「…うん?分かった」


……彩花が考えてることが、よく分からないんですけど。


結局その日は、最後までよく分からない内に終わった。


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それから少し時は経った11月下旬。


日中の気温も大分下がり、もうすぐそこまで冬が迫ってきている。


そんな中、あたしは推薦で無事に志望校に合格することができた。


彩花も1週間前に合格してたから、今日は久しぶりにカラオケに行くことにした。


「あぁ~、良かったぁ!合格できて。あたし、面接緊張しすぎて、ちゃんと答えられたか心配だったんだぁ。」


「ま、良かったじゃない?合格できたんだから!」


「うん!これでやっと勉強から離れられる♪」


「今日ぐらい思いっきり歌っちゃうか!」


「賛成♪」


着いた途端、お菓子やら料理やらデザートやらを大量に注文して、もちろんドリンクバーもお代わりしまくりで楽しんだ。


思いっきり羽根を伸ばして気持ち良く歌っていると、彩花があたしに言った。
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