PURELOVE
美鈴☆卒業式
毎回卒業式は大泣きして、ほとんど何も分からずに終わっちゃってるあたし。
だから、高校卒業ぐらいは泣かない!
そう気合いを入れて、迎えた卒業式。
案の定(?)、すぐに大泣きした…(笑)
“高校=青春”って言われてるだけあって、沢山の思い出が詰まった3年間。
友達も先生も、ホントいい人達ばかりだった。
今日で制服を着るのも最後。
みんなと会えるのも、もちろんこの校舎とも最後。
沢山の最後が集まって、やっぱり泣かずにはいられなかった。
最後にみんなで写真を撮ったり、色紙に寄せ書きした。
「卒業したくないよぉ!」
「あたしも、みんなと離れたくな~い!」
何て言いながら人目を気にせずに抱き合えちゃうのも、女子校だからだよね。
「はい、そこ目障りだから離れて~!」
そんなあたしと友達を、情の欠片もなく引き離す彩花。
「目障りとかひど~い!」
「ホント!」
あたし達が文句を言っても、彩花は知らん顔。
「ちょっと美鈴、行くわよ!」
そう言って、あたしを引っ張った。
「え?ちょ!どこ行くの~?」
ちゃんとみんなとお別れできずに、半ば強制的に校舎を後にすることとなった。
だから、高校卒業ぐらいは泣かない!
そう気合いを入れて、迎えた卒業式。
案の定(?)、すぐに大泣きした…(笑)
“高校=青春”って言われてるだけあって、沢山の思い出が詰まった3年間。
友達も先生も、ホントいい人達ばかりだった。
今日で制服を着るのも最後。
みんなと会えるのも、もちろんこの校舎とも最後。
沢山の最後が集まって、やっぱり泣かずにはいられなかった。
最後にみんなで写真を撮ったり、色紙に寄せ書きした。
「卒業したくないよぉ!」
「あたしも、みんなと離れたくな~い!」
何て言いながら人目を気にせずに抱き合えちゃうのも、女子校だからだよね。
「はい、そこ目障りだから離れて~!」
そんなあたしと友達を、情の欠片もなく引き離す彩花。
「目障りとかひど~い!」
「ホント!」
あたし達が文句を言っても、彩花は知らん顔。
「ちょっと美鈴、行くわよ!」
そう言って、あたしを引っ張った。
「え?ちょ!どこ行くの~?」
ちゃんとみんなとお別れできずに、半ば強制的に校舎を後にすることとなった。