PURELOVE
楓★青春
前半·後半と点数が入らないまま、勝敗はPK戦に持ち越された。
確かに相手は決勝まできているだけあって、強かった。
でも、俺達には優勝常連校を倒したって言う自信と仲間との絆がある。
キーパーの池田が粘りを見せ、5人の蹴ったボールはゴールには入らなかった。
あとは、俺達の最後の一球に託された。
それを蹴るのは………
俺。
仲間を見て、観客席にいるであろう立川を探した。
だけど、さっと見渡しただけでは見つかるはずがない。
再び相手のキーパーに向き直った。
すると、目の端に見えた人影。
それは、手を合わせて祈っている立川だった。
俺は深呼吸して、ボールを蹴った。
果たして、結果は!?
ボールは、相手の並んでいる山を越え、キーパーの手を通り抜け…
スパ―ン
気持ちいい音をさせて、ゴールに入った。
……やった!
俺達…勝ったんだ!!!
俺は、腕を高く上げ、人差し指を天高く突き刺した。
仲間が俺の回りに集まって、頭や肩などを叩いてくる。
確かに相手は決勝まできているだけあって、強かった。
でも、俺達には優勝常連校を倒したって言う自信と仲間との絆がある。
キーパーの池田が粘りを見せ、5人の蹴ったボールはゴールには入らなかった。
あとは、俺達の最後の一球に託された。
それを蹴るのは………
俺。
仲間を見て、観客席にいるであろう立川を探した。
だけど、さっと見渡しただけでは見つかるはずがない。
再び相手のキーパーに向き直った。
すると、目の端に見えた人影。
それは、手を合わせて祈っている立川だった。
俺は深呼吸して、ボールを蹴った。
果たして、結果は!?
ボールは、相手の並んでいる山を越え、キーパーの手を通り抜け…
スパ―ン
気持ちいい音をさせて、ゴールに入った。
……やった!
俺達…勝ったんだ!!!
俺は、腕を高く上げ、人差し指を天高く突き刺した。
仲間が俺の回りに集まって、頭や肩などを叩いてくる。