PURELOVE
「ほら!あそこ!憎っくきカップル発見!」
「あ、ホントだ…」
二人に向かって走る。
「おい、一輝!」
「あれ?楓じゃん!どうしたの?…と美鈴ちゃんまで。しかもそれ、ウチの制服だよね?」
「誰のせいでこうなったと思ってるんだよ?立川も何か言ってやれよ!」
そう言ったのに返事がない。
ん?と立川を見ると、緊張した感じでその場に立っていた。
……あ、やべっ!
一輝だって男じゃん!
話せるわけないよな…
すっかり忘れていた俺は、
「一輝、ちょっとあっち行くぞ?」
と言って、立川から離れることにした。
「あれ~?すっかり仲がよろしい感じですねぇ~♪この短期間に何があったんですか~?」
茶化すように俺の顔を覗き込む一輝。
「な、何もねぇし!」
「美鈴ちゃん、楓といる時はすごく楽しそうだねぇ~★」
「は?見てたのか…?」
「いや…直接は見てないよ?」
「直接はって…じゃあどうやって見たんだよ?」
「体育館に行けば分かるんじゃねぇ?」
「…た、体育館?」
「とにかく仲良くなれたみたいだし、何か相談とかあったら俺に言えよ?」
その言葉に、ますます意味が分からなくなる俺。
「あ、ホントだ…」
二人に向かって走る。
「おい、一輝!」
「あれ?楓じゃん!どうしたの?…と美鈴ちゃんまで。しかもそれ、ウチの制服だよね?」
「誰のせいでこうなったと思ってるんだよ?立川も何か言ってやれよ!」
そう言ったのに返事がない。
ん?と立川を見ると、緊張した感じでその場に立っていた。
……あ、やべっ!
一輝だって男じゃん!
話せるわけないよな…
すっかり忘れていた俺は、
「一輝、ちょっとあっち行くぞ?」
と言って、立川から離れることにした。
「あれ~?すっかり仲がよろしい感じですねぇ~♪この短期間に何があったんですか~?」
茶化すように俺の顔を覗き込む一輝。
「な、何もねぇし!」
「美鈴ちゃん、楓といる時はすごく楽しそうだねぇ~★」
「は?見てたのか…?」
「いや…直接は見てないよ?」
「直接はって…じゃあどうやって見たんだよ?」
「体育館に行けば分かるんじゃねぇ?」
「…た、体育館?」
「とにかく仲良くなれたみたいだし、何か相談とかあったら俺に言えよ?」
その言葉に、ますます意味が分からなくなる俺。