いつまでも
朝がきた。

朝ごはんを食べる。


「あんたも事故には気をつけてね」

お母さんが言う。


制服に着替える。

今日は1回だけ、スカートを折ろう。



家を出て、会場へ向かった。



慌ただしく時間は過ぎた。



みんな泣いていた。

七美も泣いていた。

私も泣けた。


寂しかった。

悲しかった。



もう話せないんだ。

もう会えないんだ。

もう笑い合えないんだ。

もうなにもかもできない。



死んじゃうって、こういうことなんだ…




涙がとまらなかった。



進藤も泣いていた。
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