好き。
―…
「悠里ちゃんあのさぁーっ」
「ぅん何何??」
悠里と湊がなぜかかなり仲良くなって
2人で歩いちゃってる。
なんなんだ。
面倒くさい。
「未耶ちゃんごめんね??せっかく悠里ちゃんと2人で遊んでたのに、
邪魔しちゃって…」
「別にいいよ。どーでもいいし」
「…へぇ」
7時を過ぎると
少し肌寒い。
あ~…疲れた…。
「ねぇ未耶ちゃんっ」
「なに~」
「未耶って呼んでいい??」
「どーぞお好きに」
さっきから雄太は悠里と同じ様な事を言う。
たまに一瞬戸惑う。
「未耶、彼氏いる?」
「いない」
「そっかぁ~」
中々雄太と
話が続かない。
でも雄太は、
無理矢理話を作ってくれてる。
気を遣わせてる。
なんか申し訳ないな…