好き。
「未耶~!購買行こっ」
悠里があたしの腕に絡みついて言った。
「ぅん」
悠里と購買へ行こうとした時だった。
「待って!
あたしも行っていい?!」
そう言いながら
駆け寄って来たのは
セリ。
「いいよ別に」
「ありがと~♪」
セリは
人懐っこいみたいだ。
―…
「おっ悠里じゃん♪」
購買に着いたら、
湊と雄太がいた。
「湊~♪」
悠里と湊が抱き合ってる。
どんだけラブいのコイツら。
「何何??悠里、この人付き合ってるの?!♪」
セリが羨ましそうに首を傾げる。
「そうだよ!」
「いいねぇ!超イケメンじゃん♪」
セリが一瞬、
ニヤッって笑った気がした。
「んで、俺らも付き合ってる」
雄太があたしを寄せて言った。
「え、未耶!告られたの?!」
「ぅん」
「雄太よく頑張った!」
「サンキュ!」
あたしたちの会話を聞いていたセリが口を開いた。
「あれ、雄太じゃん」
…ん?
「お、芹菜…」
んん…??