好き。
不安
とりあえず購買で
珈琲牛乳を買った。
「え、未耶、珈琲牛乳だけ??」
セリが驚いた様に言う。
「ぅん」
「え!お腹空かないの?」
「ぅん。元々あたし小食だし」
あたし小食だから
チビなんだと思う。
「へぇ。いいね!太らないし」
確かに
お陰であんまり太らない。
それから雄太たちと別れて、
あたしたちは教室に戻った。
「ねぇねぇ、明日、土曜日じゃん!」
悠里がパンを口に含みながら言った。
「ぅん。土曜日だけど、なんで?」
セリはポッキーを食べながら悠里に問う。
「明日トリプルデート行こうよ!」
「「トリプルデート??」」
あたしとセリの声が重なる。