好き。




雄太が一緒に帰りたい
みたいな事言ったから…






ようやく携帯を閉じた雄太が校門に向かって行った。

その背中を追うように
全速力で走って
背後から抱きしめた。






「わっ…み、未耶?!なんでお前ここに…」


「居ちゃ悪い?」


「いやそういう訳じゃねーけど…」


「待ってたんだよ?」






わざと目をウルウルさせた。






「未耶…」






ふ…いちころ♪


経験豊富のあたしをなめたらいかんな!笑








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