涙からのメッセージ
3章奇跡

ふわ……………
暖かい。懐かしい。
そこには目を覚まし、頭を撫でていた。

コレハホントダヨネ。
コウタハイキタンダ………そう思うと命の重みを感じた。

「うぅ〜。こうたぁ〜。よかった。よかった。ッッッ」自然と涙が溢れた。
そんな私を優しく抱き締めてくれた。


「葉月、目が腫れてるな。」

そう言うと目にキスを落とした。


ちゅっ……………

きっと私の顔は、真っ赤に染められている。





< 56 / 64 >

この作品をシェア

pagetop