BITTER_HONEY
「えっ?!えっ!?」
状況を掴めない私はとりあえず起きることにした.
起き上がろうと腕に力を入れると痛みを覚えた
「痛っ…!!」
腕をみると無数のあざと絆創膏がある
全く覚えのない私は首をかしげる.
「えっ?」
なんかスースーするとおもったら…
私は下着姿だった.
体にも傷はたくさんあり痛みが
はんぱない.
私が驚いて傷を眺めていると
いきなり声がした
『おはょー.』
隣にいた男が話しかけてきた.
『お、おはよー…ございます…』
男は綺麗な肌。整った鼻に綺麗な赤をした口角の上がった口。ちっちゃな顔にふわふわとした茶色髪に寝癖をたてぱっちりした目をとろーんとさせあまーく耳元で囁いた。
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