ひとりじゃねぇんだ[KK2]
背中を押す者
いつまで経っても前は見えない。
俺は相変わらず沿道の訳知り顔の声援らしき偽善ぶりとしとしと降り続ける雨にイライラしながら走っていた。
「くそったれが〜何で前が見えねぇんだよ!差は詰まってんだろが」
いい加減イライラが頭に登ってた時何の気無しに沿道側に身体が寄って行った。
行く気無かったけど…
妙に小汚い場違いなのぼりが目についたからだ…
フラフラと沿道に寄ったその時俺は信じられない物を目にした。
俺は相変わらず沿道の訳知り顔の声援らしき偽善ぶりとしとしと降り続ける雨にイライラしながら走っていた。
「くそったれが〜何で前が見えねぇんだよ!差は詰まってんだろが」
いい加減イライラが頭に登ってた時何の気無しに沿道側に身体が寄って行った。
行く気無かったけど…
妙に小汚い場違いなのぼりが目についたからだ…
フラフラと沿道に寄ったその時俺は信じられない物を目にした。