【実話】だだ漏れ日記
みんな
 
「あいつは
 やってくれると
 思ってたんだよ!」
 
などと言っていたので、
とりあえず
 
『うんうん』
 
とうなずき、
本当はよくわかっていないのに
 
『オレも知っているんだぜ』

という雰囲気を出して
周りに溶け込んだ。
 
 
 
『少し楽しんだらドロンしよう』
 
そう思っていたのだが、
ふと気づくと私は
 
 
 
 
 
 
輪の中心にいた。
 
 
 
 
 
 
そこで初めて
事の重大さに気づいたのだ。
 
 
< 127 / 167 >

この作品をシェア

pagetop