【実話】だだ漏れ日記
我に返ると、
時既に遅しであった。
 
 
部屋の中は麺つゆだらけ。
麺つゆの多摩川と化していた。
 
 
私は必死で麺つゆを拭き取ったが、
麺つゆの江戸っ子な臭いは取れず…。
 
 
 
 
空気清浄機の購入によって
部屋の外のフガフガする匂いは
何とかなったものの、
 
麺つゆという
新たな臭いと暮らすハメに
なったのだった…。
 
 
【完】
 
 
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