【実話】だだ漏れ日記
…あれは小学校6年生の初夏。
 
 
私達の学校で
キューピッドさまが爆発的にブレイクし、
放課後には誰もが
キューピットさまに興じてた。
 
 
 
 
私も例外ではなく、
 
仲の良い友人と集まっては、
友人の思いを寄せている人についてや、
何歳まで生きられるかなど、
 
今思えばどうでも良いことを
キューピッドさまに
質問していたのだった。
 
 
 
 
始め私達は
キューピッドさまに対し
敬意を表していた。
 
 
しかし、
慣れとは恐ろしいものだ。
 
 
回を重ねるごとに
友達感覚になって行き、
気づけばタメ口になっていた。
 
 
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