【実話】だだ漏れ日記
…その場の空気が、
今までとは違う
変なものに変わったのを感じた。
 
 
 
 
なんせ
『絶対に殺む』である。
 
 
『む』とは何か。
 
 
 
 
どうしたものかと戸惑っていると、
私と共にシャーペンを持っている
Sが叫んだ。
 
 
 
 
「待て!待て!
 
 キューピッドさまだって
 間違うこともある!!」
 
 
 
 
確かにそうかもしれない。
 
 
皆そう思い、
キューピッドさまの
次の言葉を待った。
 
 
もしかしたら
キューピッドさまの冗談で、
本当は殺す気などないのではのか
と思ったのだ。
 
 
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