【実話】だだ漏れ日記
キューピッドさまに
口答えするのは危険である。
 
 
だからと言って、
このままキューピッドさまの
言いなりに
なっている訳にはいかない。
 
 
何とかキューピッドさまに
お帰りになってもらわなければ、
明日はないのだ。
 
 
 
 
私達はキューピッドさまに
聞こえないよう、
小声で相談を開始した。
 
(もし本当に
 キューピッドさまが
 後ろにいるとすれば、
 モロバレなのだが…)
 
しかし良い案はでて来ず、
自分達の力では
どうすることも叶わない。
 
 
 
 
絶望に打ちひしがれながら
キューピッドさまの
ネガティブなメッセージを眺めていた
その時だった。
 
 
突然、
クラスメイトのタカシくんが
自転車に乗って現れたのだ。
 
 
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