【実話】だだ漏れ日記
しばらく皆で
知恵を出し合ったのだが
良い方法が思いつかず、
そのうち日が沈み始めた。
 
 
キューピッドさまに
ネガティブな言葉を
かけられ続けるより、
 
暗くなっても
学校(元墓地)にいる方が
恐ろしいという結論になり、
帰宅することになった。
 
『もし何かあったら
 すぐ皆に電話をする』
 
という誓いを立てて…。
 
 
 
 
「キューピッドさま
 キューピッドさま、
 お帰り下さい」
 
 
 
 
キューピッドさまは
『いいえ』の方へ
行きたかったようだが、
 
 
 
 
力で捩じ伏せ、
 
 
ムリヤリ鳥居に戻し、
 
 
強制終了。
 
 
 
 
私達は見事
キューピッドさまを
帰宅させることに
成功(?)したのだった。
 
 
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