【実話】だだ漏れ日記
私は心が弱いのか。
心が弱くても許されるから、
私は男を辞め女になろうとしたのか。
 
 
 
 
違う。
 
 
 
 
男や女など関係なく、
私は強くありたい。
 
 
「男は強い」
 
「女は弱い」
 
 
そんな誰が作ったのかわからぬ、
ただなんとなく存在している、
世の中の勝手な風潮に屈したくはない。
 
 
 
 
次の瞬間、
私は「カッ」と目を見開き、
再び走り出していた。
 
 
 
 
自分が自分であるために。
 
 
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