【実話】だだ漏れ日記
店を出ると、
夜空がとても輝いて見えた。
 
 
今までアダルトビデオを手にして、
こんなに嬉しかった事はない。
 
 
またたく星々が、
私を祝福しているように感じた。
 
 
私は、自然と口元が緩み、
なんだかニヤニヤしてしまった。
 
 
 
 
と、その時だった。
 
 
 
 
ケンタッキーフライドチキンに群がる、
沢山の人々の姿が目に入ったのだ。
 
 
何だろうと思い、
店の外の看板に目をやると、
そこにはこう書かれていた。
 
 
 
 
 
 
『クリスマスイブ』
 
 
 
 
 
 
私は「ハッ」とした。
 
 
その日は、
クリスマスイブだったのだ。
 
 
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