【実話】だだ漏れ日記
もうこうなっては、
自分でも何が何だかわからない。
 
 
しかし、そんな事よりも
まずはメルマガの原稿だった。
 
 
配信は2時間後。
一度ボツになってしまった為、
本当に時間がない。
 
 
私は必死にメルマガの原稿を
完成させようと躍起になった。
 
 
すると突然、
私の周りを黒い影が覆ったのだ。
 
 
顔を上げるとそこには、
 
 
 
 
社長が立っていた。
 
 
 
 
私はお叱りの言葉や、
鉄拳制裁の一つでもあるのかと思い
身構えた。
 
 
しかし社長は、
冷たい視線を私に投げかけ、
そして一言「フンッ」と
侮蔑しただけだったのだ。
 
 
それはもう、
かける言葉すら見つからないという、
ウジ虫でも見るかのような、

人間とは思えぬ
氷のような目をしていた。
 
 

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