【実話】だだ漏れ日記
しかし、
パンツにムカデの姿はなかった。
 
 
 
 
どうやら
自分を見失いそうになっている間に、
ムカデの方を
見失ってしまったらしい。
 
 
私は恐怖心を振り払う為に、
 
「うぉぉぉー!」
 
だの、
 
「かかってこいやぁー!虫ぃー!」
 
だのと叫びながら、
パンツやズボンを調べた。
 
 
 
 
そして、数分かかって
見失ったムカデを見つけ出し、
窓の外へと放り投げたのである。
 
 
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