ハニードハニー
『――本当に雛じゃないのか!? 俺これから一人で寝れなっ――』


 ブチッ。

 ……疲れた。

 幽霊にでも添い寝してもらえばいいじゃない。

 電話を切った後すぐに兄さんからメールがきた。


『食堂で待ってるから。お兄ちゃんがおごる』


 よし、行こう。
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