ハニードハニー
それからというもの……
朝一緒に登校しようと言って無視され、食堂に行こうと誘うも無視され、勉強で分からないところがあるから教えてと言っても無視され、仕事一緒に行こうと言っても無視され、休みの日一緒に遊ぼうと言っても無視され……
「全敗だよお!!」
今日の分のレコーディングが終わりスタッフが帰った後のスタジオで精一杯叫ぶ。
「柏木さん私のなにがいけないんですか!」
「まあとりあえず落ち着いて?」
「これが落ち着いていられますか…オールスルーですよ!?」
スタジオ内にある少しだけ高そうな椅子に柏木さんは腰掛け、優雅にミルクティーを飲んでいる。
「だって絶対おかしいもん! 先生とかクラスメイトとかは話すのにわたしとは一言も話してくれないし、笑いかけてもくれないんですよ? 嫌われてるんだー!」
なんでなのかさっぱりわからない。
嫌われるようなこともした覚えはないし、だんだん謎が増すばかりである。
朝一緒に登校しようと言って無視され、食堂に行こうと誘うも無視され、勉強で分からないところがあるから教えてと言っても無視され、仕事一緒に行こうと言っても無視され、休みの日一緒に遊ぼうと言っても無視され……
「全敗だよお!!」
今日の分のレコーディングが終わりスタッフが帰った後のスタジオで精一杯叫ぶ。
「柏木さん私のなにがいけないんですか!」
「まあとりあえず落ち着いて?」
「これが落ち着いていられますか…オールスルーですよ!?」
スタジオ内にある少しだけ高そうな椅子に柏木さんは腰掛け、優雅にミルクティーを飲んでいる。
「だって絶対おかしいもん! 先生とかクラスメイトとかは話すのにわたしとは一言も話してくれないし、笑いかけてもくれないんですよ? 嫌われてるんだー!」
なんでなのかさっぱりわからない。
嫌われるようなこともした覚えはないし、だんだん謎が増すばかりである。