sweet LOVE

「また泣いてる。
ほんと泣き虫だな。」

「えっ…?
涼にい…?
何でいるの!?」

「探しに来たに
決まってんだろ」


顔をあげると涼にい
が笑ってた。

あたしの大好きな笑顔。

「何で…何でここって
分かったの?」

「お前は何かあると絶対
ブランコにいんだろ。」

ほんとわ知ってたよ。
涼にいがあたしのこと
1番よく知ってるって。

あたしのこと何にも
分かって無いなんて
思ったこと無いよ。

でも、今日だけは…
今だけわ知らないふり
して欲しかったよ…。

「彩夏帰んぞ。」

(ムリだよ。
何でなんにも無かった
みたいに接するの??

わかってる…
あたしの為に普通に
してくれてるって。

でもあたしわまだ
そんなに大人には
なれ無いよ。

ずっと考えてた。

許されない恋。
好きになっては
いけない相手。

このまま普通にして、
何にもなかったことに
すればまた今まで通り
の生活が送れて………
ほんとに?

ほんとに今まで通りの
生活が送れるの?
こんなに涼にいが好き
なのに?)


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