あの日に帰りたい
電話を終えた若い私は、ガッツポーズを繰り返して喜んでいた。私はそのアホな姿を冷ややかに見ながら、考え込んだ。やはり、おかしい。私は確かに高校一年の夏休みにみやびに電話したが、あっけなく振られたのだ、やはりここは私の過去とは非常に良く似ているが別の世界なのか?
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