闇のプリンス ~ヴァンパイアと純血の戦士~


私は三上先生にギュッとしがみつくと、震える手を抑えた。


今まで感じた事のない恐怖が、私に押し寄せて来た。



「もう大丈夫よ 」



しばらく三上先生は、そのまま優しく胸を貸してくれた。


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