闇のプリンス ~ヴァンパイアと純血の戦士~

エドマンド先生、私の事見ててくれたんだ。


そう思ったら、嬉しくなって自然と頬が緩んだ。



「芦屋たち、あんなの信じすぎなんだよ 」


「何を? 」



私はエビフライを口に加えながら、口を動かした。



「伝説、前話さなかった? 」



ゴクリとお茶を飲み、横に置いておいたハンカチで口元を拭いた。



「途中までしか聞いてないけど。ここからが重要って言って終わった 」



< 77 / 224 >

この作品をシェア

pagetop