イジワルイケメンの先生と切なく秘密の甘々恋愛
「もし俺が完全に宝石になったら身に着けて欲しい」
嵐先生は遠い目をして、いつもそう言う。
魔法というか呪いは解けないで病気が治る見込みがないらしい。
私は幸せが長く続かないと悟った。
それでも限られた時間を精一杯一緒に生きたい。
「俺、昔は声優を目指してたんだ。オーディションに合格した事もある。だけど病気のせいでプロは諦めたんだ。もし俺が死んだら代わりに目指してくれよ」
悲しそうな瞳をする明を力一杯抱き締めて俺はキスをした。
ごめんな。
結婚できないかもしれないけど愛してるから、泣くなよ。
ごめんな。本当に、幸せにできなくて……。
俺は、おまえに出会えて今最高に幸せだよ。
ありがとう明。
嵐先生は遠い目をして、いつもそう言う。
魔法というか呪いは解けないで病気が治る見込みがないらしい。
私は幸せが長く続かないと悟った。
それでも限られた時間を精一杯一緒に生きたい。
「俺、昔は声優を目指してたんだ。オーディションに合格した事もある。だけど病気のせいでプロは諦めたんだ。もし俺が死んだら代わりに目指してくれよ」
悲しそうな瞳をする明を力一杯抱き締めて俺はキスをした。
ごめんな。
結婚できないかもしれないけど愛してるから、泣くなよ。
ごめんな。本当に、幸せにできなくて……。
俺は、おまえに出会えて今最高に幸せだよ。
ありがとう明。