イジワルイケメンの先生と切なく秘密の甘々恋愛
ルンルン気分の私だったけど行く途中目の前に、他校の不良が現れた。


あーもうっ。なんで、なんでこんな大事な時にっ

「学園祭で見たお姫様じゃねーか。キスしてやるから、こっちこいよ」


デカい図体の坊主が偉そうに私を掴む。


助けて嵐先生っ


不良達はニヤニヤしながら暗がりへと連れてゆく。


こんな奴等にキスされるぐらいなら死んだほうがマシッ


猛ダッシュで逃げ出した。


追いかけてくる不良達


どうしよう


怖いよ。


嵐先生に携帯から電話した。


「嵐先生助けて助けて助けてっ!!行く途中で不良に絡まれてるの」


「すぐ行く」


あぁ私の王子様


早く助けて


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