イジワルイケメンの先生と切なく秘密の甘々恋愛
初めての先生の自宅は豪邸でめちゃめちゃ広くて庭つき一戸建てだった。

「うわぁ。すごいね。お城みたいっ」


「俺の難病を可哀相に思ったおじいちゃんが遺してくれたんだ」


そう。先生には両親がいない。難病だからと捨てられたから。


おじいちゃんおばあちゃんに育てられたという悲しい過去を持っている。

「おじいちゃんおばあちゃんになにもしてあげれずに先に死んでいくのが心残りだよ」


嵐先生は寂しい目をしてそう言って


玄関のドアを開けた。
< 46 / 50 >

この作品をシェア

pagetop