大好きだっ
わたしは、東郷のお母さんをつれて、病院の庭にでた。

『何が…あったんですか…?』わたしは聞く。

『あの子の、あ、華憐ちゃんのね。華憐ちゃんのことが好きな子が、貴風蒔と華憐ちゃんが楽しそうにあるいてるのをみて、貴風蒔を、後ろから、突き倒したみたいなの。バカねぇ私。華憐ちゃんは何も悪くないのに…。思い切りぶっちゃった、華憐ちゃんのこと。』
と言うと、お母さんは泣き出した。

そしてしばらくすると、『貴風蒔、植物状態になってるみたい。』

『よしっ。華憐ちゃんに謝りにいこっ!』
< 6 / 7 >

この作品をシェア

pagetop