Forever*きみとの未来
少年はそのまま身をのりだし始めた
橋の上を通行していた人や車も彼に気づいたらしく何人かが足早に駆け寄ろうとしていた
ジュンダイもまた、その一人
キキーーーーーッッ!!!
けたたましいブレーキ音とともに自転車を乗り捨て
ジュンダイは直ぐさま少年の下半身にしがみついた
「あかん!!!あかんて!!!」
ジュンダイを筆頭に見ず知らずの大勢が一人の少年の元へ駆け寄った
必死に振り払おうとする少年だったがジュンダイはがっしりと彼を掴んでいたし
周りの協力もあって彼を歩道に降ろす事に成功したのだ
いつの間にか人だかりは倍以上になっていた
「やめろ!!!離せよ!!!」
それでも少年は抵抗をやめなかった
「離すもんか!!!」
ジュンダイもまた彼以上に必死だった
「死なせてほしい」
彼は泣きながら訴え続けた
ピーポーピーポー
誰かが呼んだのだろう
救急車が到着した
ジュンダイは
「死なせてたまるか」
と彼に真っ向から立ち向かった
橋の上を通行していた人や車も彼に気づいたらしく何人かが足早に駆け寄ろうとしていた
ジュンダイもまた、その一人
キキーーーーーッッ!!!
けたたましいブレーキ音とともに自転車を乗り捨て
ジュンダイは直ぐさま少年の下半身にしがみついた
「あかん!!!あかんて!!!」
ジュンダイを筆頭に見ず知らずの大勢が一人の少年の元へ駆け寄った
必死に振り払おうとする少年だったがジュンダイはがっしりと彼を掴んでいたし
周りの協力もあって彼を歩道に降ろす事に成功したのだ
いつの間にか人だかりは倍以上になっていた
「やめろ!!!離せよ!!!」
それでも少年は抵抗をやめなかった
「離すもんか!!!」
ジュンダイもまた彼以上に必死だった
「死なせてほしい」
彼は泣きながら訴え続けた
ピーポーピーポー
誰かが呼んだのだろう
救急車が到着した
ジュンダイは
「死なせてたまるか」
と彼に真っ向から立ち向かった