Forever*きみとの未来
そういうと彼は私に荷物を差し出した

早く受け取れよと言わんばかりに


「あと、拝むのやめてくれる?」


イズミはハッと我に返った


両の手の平を胸の前で合わせ完全に【神様】を拝んでいた


さっき強い風のように走り去ったのは遠くに見えたイズミの荷物を目指していたとも気づかずに


イズミはパッと手を離し同時に赤面した


イズミが神様…もとい、カケルに恋に落ちたのは言うまでもない

ナイトオブミスター

一目置いてはいたけれど
こんな至近距離で
彼を見てしまうなんて

ーーーーーとろけてしましいそうだよッッーーーーー
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