Forever*きみとの未来
あーーーーー↓↓そうよね


私じゃなくてチロよね


イズミは少々落胆しながらカケルの後をついていった


「俺ん家ココだから」


ついた場所は歩いて間もない閑静な住宅地だった


学校から近いとは噂にきいていたがまさかこんなに近くだったとは


「コイツ(チロ)置いてくる」

と言うとカケルくんは一目散に自転車で走りだした


彼の後ろ姿をみながらイズミは、きっと夢をみてるんだとそう思った


何の取り柄もない、目立つわけでもない私が彼とこうやって同じ時を過ごしてる

間もなくして
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