Forever*きみとの未来
やや落ち着きを取り戻したジュンダイは


「泉はんは…??」


誰にとでもなく問い掛けた

するとカナさんが答える
「もうひとりの女の子なら別室で手当を受けているはずよ」


「カナさん、泉ゆうてな…」


「カケルの彼女よね」


カナさん、イズミはんのこと知ってたんや


「カケルったら、嬉しそうにいつも話していたわ」


「カケル」ジュンダイはふいにカケルの笑顔が思い浮かび涙があふれでてきた


「ジュンダイくん、イズミさんのところへ行ってあげて」


そういうカナさんの口調が妙に力強く感じた


それはなんだが
カケルに似ているような…


ジュンダイは
「すんません、ちょっと行かせてもらいます」


そういうとカナさんはコクンと頷いた
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