LOVE AGAIN
「お前を支えていくためにも父さんの会社を継ぎたい。そう思った。」

「うぅ・・。」

「海外との仕事だから外国語や外国との経営学。ほかにもたくさん学ば
なくてはいけないことがあるって聞いた。さとみはもう大丈夫。」

「・・・。」

「ヘタしたら高3まで戻ってこれない。さとみ。苦しませたくない。
だからこそ“別れてほしいんだ”」






別れてほしい


まさか言われるのではなく


言う立場になるとは・・・・。


一番したくなかった…。


一番言いたくなかった…。




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